敬老乗車証見直し 1割を自己負担に 仙台市素案

UFOキャッチャーで惨敗したこと。ほかに書くことも無いので、仙台市の話を。

利用額の上限を年間10万円と設定、その1割を自己負担とする。上限を超えた分は全額自己負担となる見込み。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100610t13020.htm

2020年度の敬老乗車証交付事業規模
・素案通りでは、20億6200万円
・現行では、約29億1200万円

仙台市交通局に「一般会計補助金」としてくれてやるぐらいなら、敬老乗車証を現行維持してもいいんじゃないか?こんなとこで削減する前に、仙台市交通局を仕分けしろって。木町通りの局舎を売却して、郊外に移転したらいいのにねぇ。

TBCのニュースで、お年寄りが通院のために片道1000円かかるって言っていたが、年金暮らしだったとすると大変だなと。通院した日の場合、病院の領収書を確認し無料にするとかすれば、負担増も理解が得られるか。

しかも、素案を前提に説明会を開くって、アンパンマンミュージアムみたいに、とりあえず聞いてみました印象が強い。現在の仙台市長になってから、市民軽視のことが続く、気がする。仙台市交通局への補助金全廃が大前提なのでは?

追記:パブリックコメント募集
http://www.city.sendai.jp/kenkou/ko-kikaku/bosyu/index.html
確かに、一部の利用者に利用金額が偏っているおり、これを是正するのが目的みたいな恣意的なページに仕上がっている。実際の税金支出額をこのページに書かないのは何故。

ちなみに、素案を実現するためには、現在の磁気カードでは1枚当たりの金額が5000円のため枚数が増えてしまうそうな。このあたりは、Suica互換システム導入で解決するのかな。


仙台市の住民監査請求事例集なんてページがあったけど、ほとんどが却下。監査なんて形骸化している証拠だな。
http://www.city.sendai.jp/kansa/kansa/jumin_jirei.html

仙台市では議選委員が2人,識見委員が2人で構成されており,識見委員のうち代表監査委員1名が常勤となっています。

こんな選出では、検察審査会のような、住民の価値観に近い判断が起こらないな。公正な判断が出されると思えない。